近年、3歳児で入園のお母様方からの「入園後トイレがうまくできるか心配だ」というご相談が増えてきました。しかし、子どもは日々成長していきますし、園では友だちをまねるということがありますので、あまり心配はいりません。また、保育園(鵜沼東は「保育園」、やしろは「保育園」)側もお子様が上手にできるよう、励ましながら進めております。排泄は本来自然な営みであり、失敗したとき叱るよりも、上手にできたときしっかり誉めてあげ、自信につなげるようにしていきたいと思っています。
衣服の着かたや脱ぎかたをゆっくり教えてあげて、あとはお母様の手出し、口出しは控えめにされると良いと思います。ボタン1個、はめられるようになったら、たくさん誉めてあげて下さい。それだけで大きな自信になり、他のことにも、よい影響がでてきます。
保育園では、年長児がお母さんや先生の代わりをして、3歳児(年少)に衣服の脱ぎ着を教えてくれます。脱ぎ着だけでなく、保育園での基本的生活習慣全てにおいて、年長児はお手本(先生)となって、3歳児(年少)のお世話をしてくれます。そうすることで、3歳児(年少)は早く園生活に慣れ、いろんなことを覚えて出来るようになります。また、年長児に対してあこがれや信頼関係が生れて、年長児も、「また次、教えてあげよう」という意欲が湧いて、お互いに成長していきます。
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